※この記事は医療従事者が書いているものではなく、自身の体験談に基づいています※
みなさんは胃の内視鏡検査(胃カメラ)を受けたことがありますか?
私の胃カメラデビューは去年。
20代ということもあり、周りにはあまり経験者がいませんでした。
何の前情報もなく病院に行って非常〜〜〜に苦しい思いをしたので、この記事が少しでも皆様のお役に立ちますように・・・と思いながら書いています。
胃カメラを受けることになったきっかけ
会社の健康診断がきっかけでした。
血液検査で上部消化管という項目の数値が良くなかったのです。
所見には「ペプシノゲン:(2+)が認められます」とのことでした。
このペプシノゲンの数値で胃の粘膜の状態が推測できるようです。
健康診断本当に大切ですよ〜!
私は卵巣のう腫も健康診断で見つかってます。
衝撃の胃カメラデビュー(起きたまま、口から)
普段から気になったことはすぐに調べるタイプなんですが、なぜか「胃カメラなんてみんなやってるし余裕」と根拠のない自信がありました。今思うとマジで謎。
特に下調べもなく、健康診断を受けた病院でそのまま受診することに。
デビュー戦は起きたまま、口からの検査です。
まず胃の中を見やすくするために小さいコップ1杯の液体を飲みました。
味はあんまり覚えてないけどまずいスポーツドリンクみたいな感じ。
次に喉の液体麻酔を少し飲みます。
うん、まずい。ドロっとしていて何だかイガイガするような。
残りは口に含んで、5分くらいしたら飲み込みます。
そして本番・・・。
カメラ太っ!!!!!
脳内で誇張されてるのかもしれませんが、ホースくらいありましたよ・・・。
汚いので詳細は割愛しますが、人生で一番苦しかった・・・。
でも唾液を吐くのがとってもうまいと褒められました。(ドヤァ)
繰り返されるオエオエも辛いのですが、胃の中を水で洗浄するので、お腹がパンッパンに膨れるのも辛かったな・・・。
検査自体は実質5分くらいだったと思いますが、永遠かのように感じました。
二度とやりたくねえ・・・。
結果はピロリ菌に感染しているとのこと。
ピロリ菌に感染しているからと言って必ず胃癌や潰瘍ができるわけではないそうですが、慢性的な胃炎を引き起こすので、薬で除菌することになりました。
一度ピロリ菌にかかった人は、胃粘膜が弱っていたり、除菌後に胃癌が見つかることもあるため、年1回の検査が推奨されています。
無理・・・。
そして2回目の胃カメラ(寝たまま、鼻から)
そしてつい先日、2回目の胃カメラを受けてきました。
ということで今回はきちんと調べて受診しました。
まずは鼻のむくみをとるスプレーを両方の鼻の穴にしました。
奥まで器具は入りますが、インフルエンザの検査より全然楽。
その後鼻の通り具合を見てカメラを入れる側に麻酔のスプレーをしました。
その後は横になって、
気づいたら終わってました。
ら、楽すぎる・・・。
ベットでしばらく安静にして終わりです。
あくまで検査方法は人によります
無知な私でしたが、2回の胃カメラ検査を受けて基本的な受診方法は4つあることが分かりました。
- 起きた状態で口から
- 起きた状態で鼻から
- 眠った状態で口から
- 眠った状態で鼻から
起きた状態で口から
個人的にはこれが一番辛いやつだと思います。
じゃあ口からなんて選ぶ人いる?と思いますが、鼻だと通り道が細くて痛い場合があるので、そういう方は口からの検査になるみたいですよ。
ちなみに私の会社の先輩は、起きた状態で口からやってもそんなに苦しくないから、麻酔で眠るのは考えたことなかったと言ってました。
人それぞれなんですねえ。
起きた状態で鼻から
看護師さんに聞いたところ、口と鼻どちらも経験したことのある人は9割くらいが「鼻の方が楽」と答えるそうです。
ただ、鼻が細いと痛みが強いらしく、口から行う女性も多いそうです。
眠った状態で(鼻から・口から)
眠っている間に終わるので鼻も口もそんなに関係ないようです。
とっても楽ですが、その分デメリットもあります。
- 麻酔薬(鎮静剤)の副作用がある場合がある
- 通常の検査よりも検査の所要時間がかかる
- 眠っている間もしくはボーっとしている際に検査をしますので検査中の記憶が無いことがある
- 車の運転や機械の操作、重要な仕事などは検査後不能になります。
麻酔を使った検査が出来ない方もいるようなので、病院に相談してください。
おわりに
日本人でも罹患率の高い胃がん。
健康で豊かな生活を送るためにこれからも毎年検査を受けようと思います。
最後までお読みいただきありがとうございます。
ぼむちん(@bomchin91)でした。