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ヒロクリニック横浜駅前院でNIPT(新型出生前診断)を受けてきました【レポ】

NIPT(新型出生前診断)についての記事です。賛否両論あるかと思いますので、苦手な方・不快に思われる方はスルーしていただければと思います。また、この記事は2021年8月時点の記事となります。現在とは状況や検査内容等異なる可能性がございますのでご自身でご確認ください。

妊娠が発覚してから色々調べていくうちに気になったNIPT(新型出生前診断)を受けてきました。

ぼむちん
ぼむちん
今回は家族とよく話し合って決めたことをお話ししていこうと思います。
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NIPT(新型出生前診断)とは

漠然と羊水検査での「出生前診断」というものがあることは知っていましたが、NIPTという言葉自体聞いたこともありませんでした。

新型出生前診断(NIPT)とは、妊婦さんが受ける出生前診断の1つで、「non-invasive prenatal genetic test(無侵襲的出生前遺伝学的検査)」や「無侵襲的出生前スクリーニング(NIPS)」や「出生前遺伝学的検査」などとも呼ばれます。

母体から採血された血液の中に含まれる胎児由来のDNAの量を推定することにより、胎児のダウン症候群(21トリソミー)、エドワーズ症候群(18トリソミー)、パトウ症候群(13トリソミー)などの染色体の異常を調べることができる非確定的検査※1です。

お母さんの血液10ml(小さじ2杯程度)を採取するだけで検査できるため、羊水検査などと比べると母体にも胎児にもリスクが無く安心して検査をすることができます。

引用 : ヒロクリニック公式ホームページ

色々なサイトを調べて分かったことをまとめてみました。

妊娠10週目以降に行う非確定検査

認可施設と認可外施設がある

認可外施設によって異なったプランがあり、ダウン症だけでなく、その他の染色体疾患、性染色体、微笑欠失症についての検査をすることが可能

妊娠10週目以降に行う非確定検査

非確定検査ということですが、精度はかなり高いようです。
⇒参考サイト : NIPT Japan

非確定検査のNIPTで陽性の判定が出た場合は確定検査を受けることができます。
羊水検査の場合は15〜18週、絨毛検査は11〜14週の間にかけて行われ、結果が出るまでに2〜3週間かかるようです。

NIPTは妊娠10週目以降から検査は可能ですが、10週前後だとつわりが辛い時期の人が多かったり、流産の多くは妊娠12週までに起こることが多いとされているため、検査時期については悩みましたが、私は11週目に受けました。

認可施設と認可外施設がある

認可外だからと言って違法という意味ではなく、日本医学会・日本産婦人科学会の認可を受けているか受けていないかの違いとなります。

認可施設 認可外施設
メリット
  • 出生前診断に精通した専門医やカウンセラーによる診療・カウンセリング・フォローが受けられる
  • 年齢制限や検査を受けるための条件がない
  • 検査結果までのスピードが早い
デメリット
  • 検査を受けるに当たって制限がある(出産時の年齢が35歳以上、超音波検査や母体血清マーカー検査で染色体数的異常の可能性を指摘された場合等)
  • 夫婦同伴での外来が必要なことが多い
  • 施設によっては専門医がおらず、カウンセリングを実施していない所がある
  • 陽性だった場合のアフターフォローがない場合がある

⇒参考サイト : DNA先端医療株式会社ヒロクリニック

認可外施設ではそれぞれ異なったプランがある

認可施設での主な検査項目は、21トリソミー(ダウン症)、18トリソミー(エドワーズ症候群)、13トリソミー(パト―症候群)のみですが、認可外施設ではその他の染色体疾患、性染色体、微笑欠失症についての検査をすることが可能です。

ダウン症以外の病気については知識が全くなかったので、色々なサイトで事前に調べました。
⇒参考サイト : ヒロクリニック

NIPT(新型出生前診断)を受けようと思った理由

出生前診断については色々な意見があることは知っていますし、NIPTで分かる病気なんてほんの一部だということも、産まれてからも何が起こるか分からないことは理解しているつもりです。
それでもよく話し合い、私たちは夫婦はNIPTを受けることに決めました。

こんな会話がありました。

ぼむちん夫
ぼむちん夫
もしも何かの病気が見つかった時に、育てられる自信があるとは言えない。
きれいごとだけで子育てはできないと思うし、してはいけないと思う。
自分(ぼむちん夫)にはADHDやASDの可能性があるけど、それだけでも本当に生きづらいし、大変なことも悩むことも多い。
ぼむちん
ぼむちん
実家の仕事柄、障がいを持つ方々を身近で見てきたし、きれいごとでやっていけないことはよく分かる。
それでも実際にお腹に宿った命のことを考えると、何か病気が見つかったからと言って産まない選択は出来ないかもしれない。
ぼむちん夫
ぼむちん夫
ぼむちんの気持ちもよく分かる。
結果がどうであれ、調べれば分かるものを先延ばしにする理由はないと思う。
何かあっても産むことを決めたなら、もし病気が見つかっても事前に準備ができるね。

夫婦で真剣に話し合うことができる、良い機会となりました。

ヒロクリニックでの当日の流れ

私は以下の理由からヒロクリニックで検査を受けることにしました。

  • 年齢や条件を満たしていないため、認可外施設でしか受けられない
  • 検査日から早くて4日で結果が届く
  • 陽性の場合、互助会費¥3,000を支払うことで羊水検査の費用補助がある

事前に登録したマイページで問診票の記入やエコー写真、母子手帳の提出をしました。
当日の流れはヒロクリニックの公式サイトにあった以下の通り。

認可外施設ではカウンセリングが事務的で感じが悪いという意見も見かけましたが、問診ではとても丁寧に話をきいてくださって安心しました。
プランについては問診で話を聞いてから決めようと思っていたのでかなり迷ったのですが、「お腹の赤ちゃんについてのことなので、納得いくまでゆっくり考えてくださいね。」とお声がけいただきました。

参考までに、私はおすすめプラン(税込¥220,000)に決めました。
全染色体数+1,2,3,4,5,7,8,10,15,18,20,21番染色体全領域部分欠失・重複疾患について調べることができるプランです。高いなあというのが本音です・・・。
ヒロクリニックでは認可施設と同じ21トリソミー(ダウン症)、18トリソミー(エドワーズ症候群)、13トリソミー(パト―症候群)について分かる税込¥99,000のプランからありました。

※2021年8月時点での内容です。現在の情報についてはヒロクリニックのHPをご確認ください。

その後採血をし、会計を済ませました。

土曜日の午前中に検査を受けましたが、受付から会計までで30分程度でした。

➡︎ヒロクリニックのHPでNIPTについて知る

おわりに

赤ちゃんのことや将来のことについて真剣に考え、家族で話し合うことができたので、私はNIPTを受けて良かったと思いました。

ぼむちん
ぼむちん
人それぞれ考えがあるので、色々な意見があるとは思いますが、これを読んでくださった皆さんがそれぞれ納得して受診の有無を決めてくだされば嬉しいな、と思います。

最後まで読んでくださりありがとうございます。

ぼむちん(@bomchin91)でした。